CREILのお皿、アルキメデスの最期の言葉
『アルキメデスの原理』

子供のころ、どこか記憶の彼方でならったこの原理、
私はその原理の名前と内容がすっかり一致しなくなっていましたが、

浮力の原理、すなわち
「流体(例えば、水)の中の物体は、その物体がおしのけた流体の重さ(重力)と同じ大きさの浮力を受ける」

というものです。




この原理の発見について語られてきたエピソードがあります。



ある日、シラクサ(シチリア島の東岸)の王が純金の王冠を作らせました。
ところが、金細工師は金に混ぜ物をして、王から預かった金の一部を盗んだ、といううわさが広まったのです。

そこで、王はアルキメデスに、王冠を壊さずに混ぜ物がしてあるかどうか調べるように命じました。
アルキメデスは困り果てました。
そんなある日、風呂に入ったところ、水が湯船からあふれるのを見てその瞬間にアルキメデスの原理のヒントを発見しました。

アルキメデスは、金細工師に渡したのと同じ重量の金塊を用意し、これと王冠を天秤棒に吊るしてバランスを取り、水を張った容器に入れました。

同じ純金なら、天秤棒のバランスは保たれるはずです。
しかし、水中でのバランスが崩れたのです。
これで王冠と純金の金塊では金の比重が違うということが判り、金細工師の不正が明らかになったのです。
(※ウィキペディアから引用)



アルキメデスは古代ギリシアの偉大な学者であるだけでなく、
後世の人々に沢山の逸話とともに語り継がれるのです。





CREILの19世紀初頭の皿に、その逸話のワンシーンが描かれています。
彼が、死ぬ間際の逸話です。

b0222043_23243911.jpg

「シラクサのアルキメデス、死の判断;,ローマ歴540年」




アルキメデスは紀元前212年、ローマ軍がシラクサを占領した年に亡くなりました。

まさに街が占拠されたその時、アルキメデスは砂の上に描いた数学図形について熟考をしていました。
ローマの兵士は、高名なアルキメデスを将軍の元へ連行するよう命令を受けていました。
将軍は、アルキメデスを有能な科学者と知っていたため危害を加えないよう指令を出していたのです。

でも、アルキメデスは砂の上に円の図を描いて数学的思索を巡らし、考えることをやめませんでした。
思案中なのだと、連行されるのをを拒絶したのです。
これに激高した兵士は、剣をもって彼を殺してしまったのです。



最後の言葉は、
「私の図形をこわさないでくれ(私の円を踏むな)」


だったと、そう言い伝えられています。

死の間際まで・・・



あわただしい買い付けの中で時代があり美しいと思って買った銅板転写の皿は、
知性への敬意にみちた時代の、素晴らしい品物でした。


b0222043_23253096.jpg


フランスのCREIL(クレイユ)で19世紀初頭に製作されたものです。
[PR]
by leangedelamaison | 2012-06-29 22:53 | 商品紹介 | Comments(0)
<< 図書館にて調べもの。と、お散歩♪♪ 京都大アンティークフェアにお越... >>