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図書館にて調べもの。と、お散歩♪♪
きのう、図書館へ調べ物に行く道すがら、
公園の緑がとてもきれいでした♪

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いつもの、有栖川宮記念公園です。黄緑色の若葉に囲まれて、夢のようですね。

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図書館はこの中にある都立中央図書館へ。



品物の製作年代や場所、時代背景などを詳細に調べてあると、
どうやって勉強するの??と、聞かれることがあります。


私の場合ですが、手持ちの専門書で判らないと
あらかたの情報をインターネットで集めて、
ネットでは満足するよう情報が得られない時には、(ネットの情報で満足しちゃ、いかんのでしょうが…)
そうして集めたキーワードを持って、図書館で専門書や関連書籍を見つけ出して勉強します。


図書館でも調べきれないことは、
もう、その品物に精通した大先輩に実際の商品を見せて教えを請うています。
あとは、あたりまえだけど美術館、博物館で本物をみます

そしてさらに専門的に興味のある類の品物は、なけなしの財を投じて自分のものにしてみます。

自分のものにして何時間も見ていると、
釉薬の色、照り、土の色、緻密さ、違いがわかってきます。


そうやって調べてみると、びっくりするほど珍しいものであったりすることも多いのです。


そうして昨日も、私の「巨大な情報ベース」である都立中央図書館へ。


日がな一日、なんだかんだ本を探し、
5階の食堂で樹木の海のような公園を眺め、
美味しくないラーメンもとても美味しいような気になって食べ、
また集中して調べ、
該当する情報がなかなかみつからないと、脱線して関係ない本(今回は、吉行淳之助の「酔っ払い読本」)をよんでみたりして過ごして。



今日はお客様とお会いするために恵比寿ガーデンプレイスまで。
ガーデンプレイスは、お花がいっぱいでした。

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by leangedelamaison | 2012-06-30 22:47 | はじめまして | Comments(0)
CREILのお皿、アルキメデスの最期の言葉
『アルキメデスの原理』

子供のころ、どこか記憶の彼方でならったこの原理、
私はその原理の名前と内容がすっかり一致しなくなっていましたが、

浮力の原理、すなわち
「流体(例えば、水)の中の物体は、その物体がおしのけた流体の重さ(重力)と同じ大きさの浮力を受ける」

というものです。




この原理の発見について語られてきたエピソードがあります。



ある日、シラクサ(シチリア島の東岸)の王が純金の王冠を作らせました。
ところが、金細工師は金に混ぜ物をして、王から預かった金の一部を盗んだ、といううわさが広まったのです。

そこで、王はアルキメデスに、王冠を壊さずに混ぜ物がしてあるかどうか調べるように命じました。
アルキメデスは困り果てました。
そんなある日、風呂に入ったところ、水が湯船からあふれるのを見てその瞬間にアルキメデスの原理のヒントを発見しました。

アルキメデスは、金細工師に渡したのと同じ重量の金塊を用意し、これと王冠を天秤棒に吊るしてバランスを取り、水を張った容器に入れました。

同じ純金なら、天秤棒のバランスは保たれるはずです。
しかし、水中でのバランスが崩れたのです。
これで王冠と純金の金塊では金の比重が違うということが判り、金細工師の不正が明らかになったのです。
(※ウィキペディアから引用)



アルキメデスは古代ギリシアの偉大な学者であるだけでなく、
後世の人々に沢山の逸話とともに語り継がれるのです。





CREILの19世紀初頭の皿に、その逸話のワンシーンが描かれています。
彼が、死ぬ間際の逸話です。

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「シラクサのアルキメデス、死の判断;,ローマ歴540年」




アルキメデスは紀元前212年、ローマ軍がシラクサを占領した年に亡くなりました。

まさに街が占拠されたその時、アルキメデスは砂の上に描いた数学図形について熟考をしていました。
ローマの兵士は、高名なアルキメデスを将軍の元へ連行するよう命令を受けていました。
将軍は、アルキメデスを有能な科学者と知っていたため危害を加えないよう指令を出していたのです。

でも、アルキメデスは砂の上に円の図を描いて数学的思索を巡らし、考えることをやめませんでした。
思案中なのだと、連行されるのをを拒絶したのです。
これに激高した兵士は、剣をもって彼を殺してしまったのです。



最後の言葉は、
「私の図形をこわさないでくれ(私の円を踏むな)」


だったと、そう言い伝えられています。

死の間際まで・・・



あわただしい買い付けの中で時代があり美しいと思って買った銅板転写の皿は、
知性への敬意にみちた時代の、素晴らしい品物でした。


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フランスのCREIL(クレイユ)で19世紀初頭に製作されたものです。
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by leangedelamaison | 2012-06-29 22:53 | 商品紹介 | Comments(0)
京都大アンティークフェアにお越しいただきありがとうございました♪
毎回お越しいただけるお客様、
またこの度初めておこしいただいたお客様、
お楽しみいただけたでしょうか??

私は、すぐに接客していまうので、
ちょっとうるさいかもしれません。

当店の品物には、それぞれの物語があり、ついそれをお話したくなります。

今回は、天使の版画や大好きなバルボティーヌの皿、18世紀マルセイユのぺリン工房のお皿など思い入れの深い品々が旅立って行きました。

本当にありがとうございました。

また良品を探してまいります♪

遅ればせながら、当店の様子です。


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by leangedelamaison | 2012-06-28 20:07 | 骨董市 | Comments(0)
Barbotine アスパラガスのお皿
アスパラガスの旬もそろそろ終わりなのでしょうか?
パリで白いアスパラガスを食べて以来、アスパラガスを食べていません。

旬が終わってしまう前に山盛りのアスパラガスを食べたいものです。

例えば、こんなお皿で♪
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こちらの、アスパラガス用のお皿は、1900年前後のluneville(ルネビル)製です。
白いアスパラガスを皆で食べる時に使われました。
華やかで可愛いらしいお皿です。

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5月、橙の木とモチの木。実家の庭にて。木々の足元は、ミントやレモングラス、タイムと沢山の草花とともにアスパラガスがわーっと生えていました!
初夏の四国はなんとも言えないようなさわやかな風が吹いているのですよ♪


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同じくluneville製で、
こんなお皿もございます。
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1920年頃までに作られたもので、これまでに6枚ほど扱いましたが、見つけてまた仕入れてしまいました(*^^*)
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by leangedelamaison | 2012-06-18 19:44 | 商品紹介 | Comments(0)
6月17日の大江戸骨董市はお休みです
残念なことに、
17日の大江戸骨董市は雨天のためにお休みとなってしまいました。

次回は、7月のどこかで出店したいと思います。
皆さまとお会いできることを、楽しみにしております。

ランジュドメゾン

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by leangedelamaison | 2012-06-17 01:59 | 催事出店のおしらせ | Comments(0)
6月末から7月にかけての出店予定です
6月17日は、大江戸骨董市に出店することになりました。
こちらには、良い品ですがカケてしまったり割れてしまったものを継いでもっていきます。
出店箇所は、当日にならないとわかりませんので予めご了承ください。
珍しいものが多数ございます、よろしくお願いいたします。


そのほかは、下記の通りです。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

ランジュドメゾン


6月以降の催事スケジュール

■6月22日~24日は京都大アンティークフェア2階342Bのブースに出店いたします。
■7月11日~16日銀座松屋8階催事場にて「大骨董市」が行われます。こちらの「フランスアンティークミミパンソン」さんのコーナーにランジュドメゾンの商品を置かせていただいています。また、会期中は終日お手伝いしております。
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by leangedelamaison | 2012-06-14 19:48 | 催事出店のおしらせ | Comments(0)
金継ぎ作業中

毎日ブログも更新せずになにをしてるんだ!!とお思いの方もいらっしゃいますか??

我が妹もそのようで
「ブログ毎日見ているよ!( ̄^ ̄)!」って言っていました。

申し訳ありません。
ここ数日は、毎日セコセコと割れてしまった品物を本漆で継いでいました。

そうしてまとめて仕上げているアイテム数は、数えてみると24個!!
ひえ~~
集中するので、目疲れ肩こり大変です。

最近は割ることもめったに無くなりましたが、柔らかい陶器を扱っていると割れたりかけたりすることがありました。

そういえば、、Parisから届いた荷物の3分の一が割れていたことがありました。

私の梱包は、我が財産の為ですから、とーっても厳重です。
でも、重量が20キロを越える私の荷物は、宅急便のお兄さんによってゴロゴロ転がしながら運ばれてきていたのです。

発見したときは、マンガみたいに、ふーっと後ろに倒れそうなくらいの衝撃が頭に走りました。


お兄さんを呼びとめて、割れ物ですよ、FRAGILE(壊れやすい)マークが貼ってあるでしょう!と注意しましたら、「FRAGILE」の意味を知らないのだそうです。
ありえない~!!

なかの品物を確認したらやっぱり割れてしまったものが沢山ありました。
勿論、その割れた分補償してもらいました。
でもこういう業務パックの国際宅急便の補償って、Parisでの購入価格しか補償してもらえません。
発送時にそういう損害賠償についての約款をとりかわすのです。

荷物の取り扱い、「FRAGILE」の件は、勿論苦情を宅急便の会社にも伝えましたが、こういうことは後味の悪いことです。
今は、宅急便の荷物の取り扱いの悪さを想定して、小さな箱に梱包材で巻いた品物を入れ、それをどうひっくり返されてもいいように隙間なくつめて発送しています。

それから、
「われもの!!取り扱い注意!天地無用!!代替品無し!」
箱の側面にこれでもか!と、マジックで書いてあります。
もはや、無敵の荷造りです。

それが、2年前の話。
買い付けたものの3分一が駄目になった時は、本当に苦しかった。
もうさすがに思い出になったから話せますが。

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写真は、漆が乾いた品物を磨きあげているものの一部です。
置場所がなくてひどいタワーに…
ああでもないこうでもないと、二年間直し続けているものもあります。

漆の継ぎは、そんなこんなではじめてから二年、
たんぱく質に反応して固まる漆の特性や、生漆やろ漆の使い分け方、骨材の配合量、磨きに使うヤスリの種類etc…、試行錯誤しながら、だんだんと上手な「継ぎ」ができるようになってきました。

手が荒れてぼろぼろになり、
漆の強烈な痒みに耐えながらの作業ですが、
もくもくと直す作業は結構楽しいような♪♪
古いものを直して使うという行為事態が素晴らしい!!と自画自賛しながら直しています。

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中には、17世紀の芙蓉手のデルフトもあります。これも輸送中に割ってしまったのです。
ああぁ。
400年近く大切に受け継がれたのに…悪いことをした、と反省しきりです。

今回、陶器を漆で継いで直したものは、まとめて17日の大江戸骨董市で販売したいとお思います。
勿論、お安く。
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コレクターの方の目に止まればいいのですが…。

よろしくお願いいたします!
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by leangedelamaison | 2012-06-14 04:50 | 商品紹介 | Comments(0)
Baccarat crystal glass
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なんとも♪
眩いこのglassは、19世紀末のバカラ(Baccarat)社の製品です。
瓜のような形、金彩、爽やかな緑色、見事です。
Baccarat社の製品は、1930年代の半ばから全ての製品にマークが入りますが、それまでの製品はブランドの刻印が入っていたりいなかったりです。

19世紀の半ばまで、Baccarat村で造られた製品を買えるのは極々一部の人、すなわち王室、貴族、一部のブルジョアなどの極めて裕福な人々でした。
そして彼らがクリスタルグラスを注文製作させるのは、バカラ、シャンティ、サンルイの三社の何れかでした。

推測するに、良いものしか使わない彼らにはブランドロゴなど必要なかったのです。彼らは極上のものしか使わないのですから。

しかし、産業革命の後に誕生した新たなブルジョア階層にとって「Baccarat」を使うことは、美しいモノを使いたいという思いと同時に、豊かさを証明するステータスでした。ですから、Baccaratの製品であることを正に証明する刻印が必ず必要であったのです。


さあ、
この品物は19世紀の品物です。
刻印はございませんが、間違いなくBaccarat社の製品です。
品物の良さは、貴方の目で心で証明していただければと思います。

エレガントで凛とした、器を見てください。



実際には、お食事の器として、前菜の盛り付けに使われたようです。
例えば、こんな感じでお皿と合わせて使われます。

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お料理を盛るも良し、夏茶碗や花器としても良し、です。底にスレがございますが、アンティークですからご了承下さい。


お問い合わせをお待ちしています!
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by leangedelamaison | 2012-06-05 00:01 | 商品紹介 | Comments(0)
雨の後、シュールな豚の物語
雨があがり、葉っぱの影から隣のベランダを覗く怪しい後ろ姿。

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君は、??

大丈夫ですか?


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何処から来たの?



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その額の傷どうしましたか??
(…しゃべりすぎかな…)

「…初めは、マルセイエーズを歌いながら揚々と行軍したものさ、…」
豚は、夢でもみているかのように語りはじめた。
「あとは、…ただ残酷で。」
「塹壕、埃、破裂音、血の臭い。
そのうち、強かった愛国心も記憶の彼方に。あとは無我夢中で、生きて帰りたい帰りたいって。

帰ってきたんだよ、やっと。」

豚は陰気な顔のまま一気に語ると、
顔をあげ、力強く言った。

「アルザスは、フランスさ!」


私はやっとこの豚が、第一次世界大戦の帰還兵だとわかった。

ここは日本の東京です!私が貴方をお連れしました!!

兵士は遠くの空を見上げた。
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黄昏の豚の物語

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なんともシュールですが、なんとも笑える『豚のピッチャー』は、1920年頃、
リール地方のonnaning社の製品です。


物語、こういうこと考えるの好きなんですが、、お粗末でした。


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なぜ豚か??

第一次世界大戦でフランスは、アルザス・ロレーヌ地方を奪還しました。
そのアルザス地方の郷土料理であるシュークルト(ザワークラウト)には、豚の塩漬けの柔らかく蒸し煮にしたものがのっかっています。
フランスのビストロの定番料理です。
一説によると、ビストロの原形は普仏戦争でドイツ軍を逃れパリに住み着いたアルザス地方の人々によって、その郷土料理と酒(ワイン)を飲ませる居酒屋として作られたのだそうです。

この豚さんから、アルザスの白ワインが注がれたら、美味しくてなんともユニーク!



次回の出店は、
6月22日、23日、24日の三日間、京都大アンティークフェアに出店いたします。どうぞよろしくお願いいたします!
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by leangedelamaison | 2012-06-01 19:03 | 商品紹介 | Comments(0)