パリとロンドン、街角の建築探訪
買い付けで悩ましい頭をもたげながら歩いていて、
ふと頭を上げて周りをみわたすと、時代のある美しい建物が目前にあらわれてハッとする。
煮詰まっていた頭に差し水がされたみたいに、
すーっと穏やかな気持ちになるような美しさ。

パリの街は、ナポレオン三世時代(1860年前後)の知事ジョルジュ・オスマンによって大改造されている。
均一な街並みにみえるが、一つ一つの建物のディテールが美しい。

土曜日の午前中、週末の買い出しの人でにぎわうサンジョルジュの商店街にて。
これは、19世紀末かな。ひと肌のようななめらかなラインが美しい。
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パリも中心を離れると、もっとさまざまな年代の建物が混在する。
それらは、その時代の流行「ど真ん中」のデザインで建てられていて、
つい、その時代を思う。
映画や本でカジッた知識が、私に時代の匂いを一時かがせてくれる気がする。
疲れで鈍っていた感覚が目を覚まして、足取りも軽く次へと急ぐ。


右は、1880年前後、左は第一次世界大戦後か。
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ロンドンは、中心部でも様々な年代の建物が混在していた。
調べたら、第二次世界大戦時に空襲があったんですね。なるほど・・・

手前のは、アールデコ1930年前後と思われたが、戦後だとするともう少し後。奥は、19世紀。
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そしてゴシック建築
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高度成長期のコンクリート建築と、バブル期のの化粧石の外壁、
あるいは最近のガラス張りのカーテンウォールをを見慣れた私には、
どれもが、目新しくて美しい。
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by leangedelamaison | 2012-02-24 23:55 | 買い付け徒然
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