ボタニカルプリントの麻布
アップするまえにお嫁に行ってしまったボタニカルプリントの布。
19世紀末アールヌーボー期のものです。

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シダ植物がモチーフになっていて、デフォルメされて描かれた胞子の嚢や毛が面白いですね。


18~19世紀は、
プラントハンターによって熱帯のジャングルから様々な植物がヨーロッパに持ち込まれました。

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イギリスのキューガーデンが、その収集で有名ですね。
たしか1997年頃のブルータスにキューガーデンの特集記事がありました。
その記事の写真が衝撃的に美しく、「キューガーデン」は今も憧れの場所です。
このたびの買い付けで行こうと計画していましたが、
「冬に行っても何にもないよ。」という同業者のアドバイスに従って、
いつかの、春か夏に訪れることにしました。

熱帯の植物の非常な美しさに感動したのです。
グロテスクで動物の内臓のような赤や紫、所々の青や、濃緑や鮮烈な緑に。

それらの植物が、昔の人々を未知の美しさで魅了したことは、容易に想像できます。

この布も、
南方にはきっとこんな植物が有るだろう、と想像されて描かれたのでしょう。

フランスらしい、色使いです。


ご存知の通り、私も虫や動植物が好きです。


どんな色も混ざらないような、花の色の凛々しさ、
なんだか懐かしいような匂い、
腐葉土から這い出てきたばかりの虫の輝き、
雨の後の眩しい緑色、
葉の上を行ったり来たりする水滴の美しさ、
知的な葉脈。

大好き。
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by leangedelamaison | 2012-03-13 02:53 | 商品紹介
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