雨の後、シュールな豚の物語
雨があがり、葉っぱの影から隣のベランダを覗く怪しい後ろ姿。

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君は、??

大丈夫ですか?


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何処から来たの?



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その額の傷どうしましたか??
(…しゃべりすぎかな…)

「…初めは、マルセイエーズを歌いながら揚々と行軍したものさ、…」
豚は、夢でもみているかのように語りはじめた。
「あとは、…ただ残酷で。」
「塹壕、埃、破裂音、血の臭い。
そのうち、強かった愛国心も記憶の彼方に。あとは無我夢中で、生きて帰りたい帰りたいって。

帰ってきたんだよ、やっと。」

豚は陰気な顔のまま一気に語ると、
顔をあげ、力強く言った。

「アルザスは、フランスさ!」


私はやっとこの豚が、第一次世界大戦の帰還兵だとわかった。

ここは日本の東京です!私が貴方をお連れしました!!

兵士は遠くの空を見上げた。
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黄昏の豚の物語

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なんともシュールですが、なんとも笑える『豚のピッチャー』は、1920年頃、
リール地方のonnaning社の製品です。


物語、こういうこと考えるの好きなんですが、、お粗末でした。


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なぜ豚か??

第一次世界大戦でフランスは、アルザス・ロレーヌ地方を奪還しました。
そのアルザス地方の郷土料理であるシュークルト(ザワークラウト)には、豚の塩漬けの柔らかく蒸し煮にしたものがのっかっています。
フランスのビストロの定番料理です。
一説によると、ビストロの原形は普仏戦争でドイツ軍を逃れパリに住み着いたアルザス地方の人々によって、その郷土料理と酒(ワイン)を飲ませる居酒屋として作られたのだそうです。

この豚さんから、アルザスの白ワインが注がれたら、美味しくてなんともユニーク!



次回の出店は、
6月22日、23日、24日の三日間、京都大アンティークフェアに出店いたします。どうぞよろしくお願いいたします!
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by leangedelamaison | 2012-06-01 19:03 | 商品紹介
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