2014年 09月 05日 ( 1 )
土曜日は青山Weekly Antique Market
明日土曜日は、青山Weekly Antique Marketに出店いたします。

9月はのんびり過ごして、10月はまた沢山出店いたしますのでよろしくお願いします。

そうそう先日の9月1日の月曜日、
最終日にやっと新国立美術館の『バレエ・リュス展』を見に行ったりしていました。

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終わってしまった展示についてお話しするのは申し訳ないようですが、
芸術家が製作した衣装は、彩り豊かかつ奇抜で工夫に富んでいました。
こちらのTBSの展覧会HPで展示された衣装の一部がご覧いただけます⇒バレエ・リュス展HP
1909年にパリでデビューを果たしたバレエ・リュス(ロシア・バレエ)の衣装のうち
ちょうどベルエポック(1900年代初頭)からアールデコ(1930年頃)にかけて製作されたものを中心に展示されていました。
東洋趣味が色濃く反映された初期の衣装から、後のキュビズムや前衛芸術家によってデザインされた衣装まで、時代の流行の急速な移り変わりを見て取ることができます。

どちらの時代のどの衣装もそれぞれに美しいですが、
1930年頃になると、とたんに装飾に手間暇をかけなくなったのだと感じました。

もちろん一概に言えることではなく、1930年以降でも時と場合によるのですが、
第一次世界大戦後、服飾デザインがガラリと変わったのです。
私たちは、その変わった後の時代しか体験していないことになります。

1930年代といえばココ・シャネルが活躍した時代です。
女性が、シンプルなジャケットを羽織りタイトなスカートを着るようになった時代。
その前と後ではここまで違うのか!と、感嘆します。
そういう印象を持って観ました。


アンティーク屋として
1900年代の初期の衣装にフォーカスすれば、
それらは一枚の布からできたような衣装は一着もなく、
キルトのように布やリボンを何種類も張り合わせたりつなぎ合わせたりして細かく針を入れられています。

色と素材のマリアージュが楽しめると行ったらいいでしょうか。

素材はベルベットあり、つるんとしたシルクあり、刺繍あり、
色は何種類も好相性のものを絶妙に配色しています。
主なデザインはレオン・バクストという天才芸術家によってなされています。

実験的で創意工夫に富み、手間暇のかかるものが製作されていました。
これは、今はもう真似できないですね。
やろうと思えばできないことは無いでしょうが、
このような衣装を、デザイン、素材、技術、あらゆる段階において手間暇をかけすべて最高級の仕事で作り上げるということは不可能に近いのではないかな。。
主宰者であったセルゲイ・ディアギレフを超えるような敏腕プロデューサーが登場すれば可能ですか?

ため息がでます。

これらバレエ・リュスの衣装はオーストラリア国立美術館の所蔵品です。
今回の展示は、最終日も平日でも大変なにぎわいで人気でしたから、
おそらく今後日本各地でご覧になる機会もあるのではないかと思います。

その時は是非ご覧になることをお勧めします。


明日の青山には、引き続き、SALE品などを持っていく予定ですので、是非いらしてください。
もし、お手にとってご覧になりたいお品物がございましたら、Mail:angedemaison@gmail.com までご連絡ください。
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by leangedelamaison | 2014-09-05 08:33